大衆演劇はスペシャルなのだ

・・・面白不思議な世界へようこそ・・・

紀伊国屋章太郎古希祝い 澤村一門会特別公演

IMG_0437.jpg
きれいになった道頓堀



18日に開催された澤村一門会特別公演は、今年目出度く古希を迎えられる紀伊国屋章太郎さんのお弟子さん、孫弟子さんが一堂に会する、あたたかくもなごやかな舞台でした。

最近の大衆演劇のお芝居は、あまりヤマを上げず、あっさりした台詞でわかりやすく演じられることが多いですが、澤村一門の演じ方は基本的にはクラシカルです。わたし世代にはちょっと懐かしいような感じなのです。

今回の「五人弁天」は、澤村一門では昔からよく演じられる作品とのことでしたが、アドリブ満載、ハプニング続発、客席大爆笑。まさに「なんでもアリ」な大衆演劇らしいお芝居だったと思います。

関東では見る機会が少ない役者さんも出てらっしゃるので、5月の放映はぜひ沢山の方に見ていただきたいです。
IMG_0450.jpg
澤村慎太郎 紀伊国屋章太郎 澤村慎太郎劇団
 
スポンサーサイト

お萩さんのこと

IMG_0443.jpg

演劇グラフ創刊の頃は、まだ携帯電話もパソコンもそれほど普及していませんでしたが、それでも大衆演劇関連のHPは少しだけあったのです。記憶に残っているのは、大導寺劇団、都城太郎劇団、大川良太郎さん(当時副座長)、近江飛龍さんのHPです。

その後パソコンやスマホの普及と共にサイトは増え続け、今やネット上で役者さんのプライベートタイムを垣間見ることすら出来るという、夢のような(?)時代になっています。

ファンのブログも数えきれないくらいあります。

まだ見たことのない劇団や劇場、見たかったけれど見逃した舞台等について知りたいと思った時、ネットで検索していろんな感想や意見を読むのはとても楽しいです。時には、(この人はどういう人なのかな?)と興味を持ってしまうような書き手を見つけることもあります。

最近だと、「お江戸の夢桟敷」のお萩さんがそうでした。

お萩さんの書く記事はとても丁寧で力がこもっていて、いつも(すごいなあ)と思っていました。そして、文章をよく読めば若い方だとわかるはずですが、わたしの脳内ではまあまあの大人なイメージ(微妙な言い方・笑)が出来上がっておりました。

何故なら…。

なんだかお好みが渋いような気がしたのです。しかし、実物のお萩さんは(えーーーっ⁉)と驚くくらい若くて可愛らしいお方でした。

でも可愛いだけじゃありませんでした。

出版を祝う会で突然スピーチの指名を受けてしどろもどろなわたしの次にマイクを持った彼女は、落ち着いて堂々としっかりお話されたのです。おばちゃんは恥ずかしかったです。

最後に。

お萩さんを紹介する時の橋本氏が、「妙齢の女性相手だと何を言ったらいいのかわからなくて困るんです~」と、ヒジョーに嬉しそうだったことをご報告しておきます(笑)

『風雪!旅役者水滸伝』の出版を祝う会

IMG_0445.jpg
なぜか(笑)、「六甲おろし」で会を締めくくる橋本正樹氏(右端)



旅役者シリーズ第3弾の「風雪!旅役者水滸伝」の出版を祝う会が、十条篠原演芸場で催されました。

演劇グラフを辞めてもう10年以上経つのに、著書は必ず送ってくださり、何かあればいつも声を掛けてくださるお優しさ、義理堅さ。大衆演劇界に大きく貢献してこられましたが、この世界でそれが正当に評価されているか、報われているのかというと、決してそうではないと個人的には思っています。

でも、そんな私欲がまったくないのが橋本氏の魅力でもあります。

わたしは欲のない人が大好きなんですね。
(仲の良い友人はみんな、今時珍しいくらい無欲な人ばかりです。わたし自身は欲張りなんですけど(笑))

お顔ぶれがすごくて緊張しましたが、参加させていただいてよかったです。

以前から興味のあったお萩さんとも会えましたし。(このお話は次回に…。)

CS朝日 5月の予定

IMG_0439.jpg

初大阪収録に行ってまいりました。

18日に催された澤村一門特別公演、放映は5月27日午後12時からです。

澤村一門の舞台は、今までご登場の各劇団とはまた一味違う魅力がありますよ!


2016年の大衆演劇  2

IMG_0144.jpg
受付で配られたお芝居の解説文



次に印象的だったのは、嵐山瞳太郎さんのお誕生日公演です。昼夜拝見しました。

お昼の部は「浮名の横櫛」(いわゆるお富与三郎)、夜の部は「瞼の母」です。

一昨年の新開地劇場公演もそうでしたが、瞳太郎さんの所属していた(現在は独立されています)たつみ演劇BOXの協力体制の素晴らしさには驚かされました。

台本は小龍さんが書き下ろしたオリジナルの長編、座長お二方は脇役にまわるのですが、新作ですからお稽古だって大変だと思うのです。しかも昼夜外題変え!

この劇団のアットホームな優しさが伺えます。

大作に挑戦する瞳太郎さんの意気込みと、それを全力で支えるメンバーの思いが熱く伝わってくる一日でした。